
HomeToGo:創業から10億ユーロ規模のIPOまでを支援。7年間にわたるエンジニアリングパートナーとして、最盛期には150名のエンジニアが参画。
概要
クライアント
HomeToGo GmbH
業界
旅行 - バケーションレンタルマーケットプレイス
地域
ベルリン、ドイツ(25カ国でグローバル展開)
規模
Listed company, EUR 1B+ IPO valuation (2021)
課題
ゼロからのプラットフォーム構築と長期的なエンジニアリングパートナーシップ
サービス
クラウドネイティブアーキテクチャ、長期的なエンジニアリングパートナーシップ、大規模アジャイル開発、CI/CD導入
期間
継続中
チーム
非公開
100+
常時並行して稼働するA/Bテスト数
99.99%
プラットフォームがグローバルなトラフィックに拡張する中で維持された稼働率
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クライアントの背景
HomeToGoは、2014年に設立されたベルリン拠点のSaaS対応バケーションレンタルマーケットプレイスです。アグリゲーターとして機能し、Booking.com、Vrbo、TripAdvisorなどの主要なサプライパートナーからのリスティングを集約。旅行者に世界最大級のバケーションレンタル物件へのアクセスを提供しています。そのビジネスモデルは、データの鮮度、プラットフォームの信頼性、そして競合他社よりも迅速にサプライサイドの統合を拡張する能力に完全に依存しています。HomeToGoは25カ国で事業を展開し、60,000以上のパートナーを通じて1,500万件以上のリスティングを集約。2021年9月にはフランクフルト証券取引所に上場し、時価総額は10億ユーロを超えました。
課題

HomeToGoは、旅行業界で最も技術的に要求の厳しい分野の一つである、グローバル規模でのマーケットプレイスアグリゲーション事業を開始しました。サービス開始当初から、プラットフォームは、それぞれ異なるデータ形式、更新頻度、価格ロジック、信頼性特性を持つ数十のサードパーティサプライシステムから、リアルタイムの在庫情報を取得、正規化し、提供する必要がありました。遅延、データ不整合、またはダウンタイムは、直接的に予約の損失とパートナーからの信頼低下につながります。 創業チームは、製品自体が定義されている最中に、市場での地位を確立するのに十分な速さで世界クラスのエンジニアリング組織を構築するという複合的な課題に直面していました。ベルリンのスタートアップのタイムラインで、十分なシニアエンジニアリング人材を社内で採用することは現実的ではありませんでした。最初の12ヶ月間で行われたアーキテクチャの決定は、その後の数年間にわたるあらゆる機能の構築を可能にするか、あるいは制約するかを決定づけるものでした。 その重要性は明らかでした。バケーションレンタルマーケットプレイスの経済性は、規模、在庫の幅広さ、サプライヤーの信頼性、そして予約コンバージョン率の複合的な要素に依存します。初期段階でインフラストラクチャの構築を誤れば、後になって競争圧力の中で再構築を余儀なくされることを意味しました。
アプローチ

NFQ(Gradion代表)は2014年、HomeToGoの創業エンジニアリングパートナーとして参画しました。短期的なプロジェクトではなく、長期的なパートナーシップモデルを採用。GradionのエンジニアはHomeToGoのプロダクトチームに深く入り込み、エンジニアリング標準を共有しながら、事業の成長フェーズに合わせて共に規模を拡大しました。 アーキテクチャ設計においては、当初から長期的なスケーラビリティと運用コスト効率を最優先しました。Gradionは、同時多発的な高トラフィック、継続的なAPIデータ取り込み、積極的なA/Bテストサイクルをデプロイリスクなしで処理できるよう、クラウドネイティブなインフラストラクチャ設計を支援しました。チームは、リーンスタートアップ手法、エクストリームプログラミング、トランクベース開発、CI/CDパイプラインを導入。これらは、チーム規模が拡大しても開発速度を維持するために意図的に組み合わせたものです。 統合レイヤーには特別な注意が必要でした。100を超えるサードパーティ製サプライヤーAPIは、それぞれ独自のスキーマと負荷時の挙動を持つため、個別対応ではなく体系的な正規化アーキテクチャが求められました。Gradionはこの作業を主導し、同時に本番プラットフォームの維持管理も行いました。 最も困難だったのは、最終的に3カ国4拠点にわたる150名の分散型エンジニアリング組織を調整し、プロダクトの一貫性とデプロイの信頼性を維持することでした。Gradionは、組み込み型チーム構造、共有ツール、そして地域を越えて適用される一貫したエンジニアリング標準を通じて、これを実現しました。 HomeToGoがIPO準備を進める中で、Gradionのプロダクト組織への統合は非常に深く、HomeToGoは契約上のオプションを行使し、2021年の上場に先立ちエンジニアリングチームを完全に買収し、社内に吸収しました。
50+
1日あたりの本番デプロイメント数 - サービス中断なしで維持されるリリース頻度
100+
常時同時実行されるA/Bテスト数
99.99%
プラットフォームのグローバル展開に伴い維持された稼働率
100+
稼働中のサードパーティAPI統合数、正規化された在庫をリアルタイムで供給
成果
HomeToGoは現在、パートナーシップを通じて構築されたエンジニアリング基盤を反映したペースで事業を運営しています。 1日あたり50回以上の本番デプロイメント - サービス中断なしで維持されるリリース頻度 常時100以上のA/Bテストを同時実行 プラットフォームがグローバルなトラフィックに対応する中で維持された99.99%の稼働率 100以上のサードパーティAPI統合が稼働し、正規化された在庫をリアルタイムで供給 25カ国の60,000以上のサプライヤーパートナーから1,500万件のリスティング 2021年9月フランクフルト証券取引所IPO時、10億ユーロ以上の評価額 IPO時にHomeToGoがエンジニアリングチームを買収 - チームが会社と一体化していたことを示す異例の出来事 ブランドエコシステムは、Agriturismo.it、atraveo、Casamundo、Tripping.com、Wimduなどを含むまでに成長しました。HomeToGoは、生成AIを活用した旅行プランナーを立ち上げた初のバケーションレンタルマーケットプレイスです。
“Gradionは、2014年の創業以来、HomeToGoにとって不可欠なパートナーです。革新的で信頼性が高く、直感的なプラットフォーム構築を支援する最高の技術人材の採用を可能にしてくれました。HomeToGoが目覚ましい成長を続ける中、HomeToGoとGradionの技術チームメンバーは、お客様のダイナミックなニーズに基づき、当社の技術を進化させる上で極めて重要です。私たちは、この素晴らしい成長の次の章へと進むにあたり、Gradionとの継続的なパートナーシップを楽しみにしています。”
Simon Matthews
テクノロジー、データ&OSS担当ディレクター
サービス & テクノロジー
提供サービス
- クラウドネイティブアーキテクチャ
- 長期的なエンジニアリングパートナーシップ
- 大規模アジャイル開発
- CI/CDパイプライン導入
- API統合レイヤー設計
- プラットフォームのスケーリングと信頼性エンジニアリング
技術スタック
- Cloud infrastructure (AWS/GCP)
- CI/CD pipelines (Trunk-Based Development)
- 100+ third-party API integrations
- Lean Startup / Extreme Programming / Kanban
契約モデル
組み込み型長期パートナー (2014年~2021年以降)
HomeToGoをどのようにスケールさせたか、そしてそれが貴社のプラットフォーム課題にどう貢献できるか、ぜひご相談ください。
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